当社の代表のパタアン・エムディ・サリムは、1988年10月に来日し、同11月、正栄ゴム㈱に就職した。当初、兄(パタアン・アジジュール・リトン)が日本に来日し、正栄ゴム㈱で働いていた。その兄から「日本は安全な国、きれいな国」ということを聞き、日本で就職することを決意し来日した。
その後、11年間勤めて、一連のゴム部品加工業務に従事し、ノウハウを身に着けた。そんな折、正栄ゴム㈱の取引先であった「親和化研工業㈱」に1年間出向しゴム製造の技術指導をすることとなった。その出向期間中に「親和化研工業㈱」が倒産した。そこで、正栄ゴム㈱の河内社長に独立を直訴したところ、河内社長に快諾して頂き、更には仕事の提供を通じて独立を支援してもらえた。
2000年1月に個人事業主として独立し、2005年4月に「さくらゴム加工㈲ 」に法人成りをし現在に至る。